一条高校ダンス部、大会やイベントなどが終了した節目においてノートを提出。
そして3年生、これが最後のノート。
ダンススタジアムの最後の大会、その取り組みと結果について書いてもらっています。
一条らしさ、一条の伝統をどのように紡ぎつづければよいのか。
大会のその会場で、見知らぬ人から、他校のダンス部顧問の先生から、呼び止められた生徒たちは「一条がいちばんよかった」というたくさんの声掛けをもらっていたということです。
なにかそういうやむにやまれず、とにかくその時その場で声をかけてくれた感じの感想はリアルでうれしいものですね。
また、たまたま事務的な手続きをするため、情報のやりとりをした九州のとある強豪校の顧問の先生からも、一条の作品、最高にカッコよかったという言葉をいただくことができました。
全国の大きな舞台で、大会の中で他校とはまったく異色な作品で勝負できたことが大きな喜びであり、このような作品を生徒たちが自分たち自身の手で、大きな不安と格闘しながら最後まであきらめず信じ続けて、完成させたことは今後の大きな力になると思います。
顧問としても大きな喜びであることは言うまでもない。
10年間、おそらく全国のダンス部顧問の中でも上位にランクインするくらい、じつにたくさんの大会作品を観てきましたが、この作品はその中でもナンバーワンです。間違いない。
これを越えるのは難しいな、と思うけれど、また新たなチャレンジをするという選択肢しかないな。大変やけどな。
今回、多くの3年生がノートに書いてくれているように2年生をあの大きな舞台に何が何でも連れて行ってあげたいというのが最大のモチベーションになっている。
あの舞台からの景色を2年生にも観てもらいたいと。
その気持ちがなければ、この作品はどこにも向かうことができなかった。3年生の今回初めて感じ続けたであろう大きな不安を乗り越えることなど出来なかった。
部活の基本的な構造はそのようにして成立しています。
2年生と1年生の新たなるチャレンジに期待して。
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